ご報告が遅くなってしまいましたが、7月末日、「宙地の間」が無事竣工を迎える事ができました!!
終盤はご多分に漏れずバタバタな現場でしたが職人さんたちに何とか踏ん張って頂き、26日には無事内覧会を開催、遠方から訪れてくださった方々を含め多くの方に見て頂くこともできました。
簡単にですが、竣工後の様子を写真でご報告させて頂きます!
外観。外構には砕石が敷かれました。
居間。南面には障子が入り、想像していたよりもシャープな内観になりました。
東の窓の外には古墳が望めます。
居間にて、「宙地の間」の構造担当の構造家の高橋さん。
居間上部吹抜け。2階洋室の開口の奥には日時計が。
2階へ、階段を折り返し登ると正面に日時計が現れます。
日時計のアーチつなぎ材は30分刻みで入っているので、この時は11時30分頃。
洋室2。南面、深い軒の向こうには南北に走る道がのぞきます。
洋室3。この場で過ごしているとなぜか日時計が気にならない不思議な空間。
建具・障子・電灯・クロスの持つ日常性が強烈だからか?
物置。1階のシャッターを開けた状態で見返すとボヤッとした光が差し込んできます。
おなじみの日時計裏空間、洋室1の見上げ。実は洋室1はDの新事務所となるお部屋。
中心軸から南を望む。階段ルーバーの向こうには道がのぞく。
夜景。障子が入った事もあり、夜は大きな行灯のように町を照らします。
7月26日の内覧会の様子。手前、赤いTシャツを着ているのはD研渡辺菊眞所長。
高知から訪れてくださった大工さんに解説中。後ろはご近所のおばさま軍団。
この日は終日人が途切れることなく訪れてくださり、大成功の内覧会となりました。
さて、これまで約8ヶ月にわたって続けて来た「宙地の間」現場報告シリーズは無事竣工を迎えられたということで今回を持って終わりとさせて頂きます。
ご愛読してくださった皆様、ありがとうございました!
「Dの扉から」は今後もまだまだ続きますので、次回更新を楽しみにお待ちください!!
片岡鉄男