またまただいぶんご無沙汰になってしまいました。先月の20日にウガンダから帰国したのですが、その間にたまってしまった業務の処理などで何かとバタバタしておりました(いまだ継続中ですが)。帰国したら梅雨はあけていたものの、どこか寂しげな日差しになっており今年は日本の夏を経験せずして秋へとワープしてしまった気がしています。
さて、ウガンダでの活動はまた、追って報告しますが、今回は少し別件のお知らせです。
土嚢建築をはじめとする自然建築の権威、Kelly Hart氏が編集しているWeb site、「EarthbagBuilding.com」にD研究所の主要な土嚢建築作品が掲載(up)されました。
このページは世界各地で、さまざまな主体によって実践展開されている土嚢建築の代表的な試みを集めたものです。当研究所の以下の実践がとりあげられています。
1、東アフリカエコビレッジプロジェクト
2、ヨルダン南シューナ地区コミュニティセンター
3、ウガンダ:イセゲロ村のモデルドーム
4、「泥曼荼羅」ーマンダラ型土嚢村落計画ー
このうち、三つ目のイセゲロ村のモデルドームは今年の夏、ウガンダにて建設したもので、最新作となります(上の写真が完成したモデルドームと村の女の子:エリザベスちゃん)。これはまだほんのスタート地点でここから長い時間かけてプロジェクトは進んでいきます。これについては次の機会に詳しく報告します。
このweb-site、世界各地から数多くのアクセスがあるとのこと。D研究所ですすめてきた活動を世界各地の人々に見てもらえることになるので、とてもうれしく思っています。
追記 上の写真は、昨年夏から建設継続中の東アフリカエコビレッジのモデルハウスです。あれから継続的に工事は進み、現在8割がた完成しています。これから電気工事、仕上げ工事がはじまります。現地に立つのは一年ぶり。ずっと懸念していたのでこれをみたときに気持ちは、簡単にはいいあらわせないものでした。これからも工事は続いていきます。