本年もなにとぞよろしくお願いいたします。
さて、新年ということでD研究所のweb表紙を更新いたしました。よければご覧ください。
2009年には、ヨルダンの南シューナ地区コミュニティセンターが竣工し、東アフリカエコビレッジのモデルハウスも8割がた完成いたしました。また、このモデルハウスの建設を担った、キクング村の高校生リーダーが、今度は別の村に土嚢技術の移転のため出向いていきました。世界で撒いた種が少しずつですが芽生えつつあります。
今年、2010年にも、またアフリカにおもむき、新たなモデルハウスを現地の人々と一緒につくりあげていきたいと思ってます。また、ヨルダンで、第一弾として実現した太陽エネルギーを有効に活用して快適な空間を生み出す「太陽の家」研究も本格的に進めていく予定です。
さらに、高知ではD研究所の双子機関:D地域空間計画工房(通称;D工房)が4月に始動します。それに先立ち、3月には高知工科大学で学生とともに立ち上げたLINE PROJECTの展示会を開催します。これらについてはまた改めてお伝えしたいと思ってます。
D環境造形システム研究所、そして4月に立ち上がるD地域空間計画工房も、その根幹にあるものはいっしょです。
すぐこことはるかかなたをつなぐ
世界中にある、かけがえのないこのちいさな場所は、いつでも宇宙へと通じています。
とても大切な、この一瞬は、長大な時の流れとつながっていきます。そんな、「すぐここ」と「はるかかなた」をつないでいく、そんな場所を我々は創造していきたいと願っています。
D研究所、D工房ともども、今後ともよろしくお願いいたします。
Dの赤い所長 渡辺菊眞
