本格的に秋の到来、なんてことを言ってましたが、日が落ちるのがとても早く、その後に気温がぐっと冷え込むのを感じるにつけ、少しずつですが冬が近づきつつあることも感じてしまう今日このごろです。

さて、時間がかかりましたが、とうとう「建築にさかのぼって」のupを完結させることができました。今回upしたページは以下になります。
3、建築にさかのぼって
4、おわりにー始源に遡行し未来へ接続するー
タイトルからも分かるように、今回のup部分はこの小論の核心です。世界各地での建築実践を経て、どういう思考に至ったかを書き記しています。ここで今後の建築にとってさらに重要になるであろう4つのキーワードを抽出しています。一見どれもこれもとても古典的な概念が並べられているように感じられるかと思いますが、いわゆる「通例」の扱われ方とは異なっております。その根拠こそ、実践の風景の中にあるのです。実践と思考の往還から導かれた概念として再提示しています。
「建築にさかのぼって」はD研究所のマニフェストとともいえるものです。それなのに中途upみたいな状態が長く続いてしまい、なんとも気持ちの悪かったですが、ようやくすっきりしました。これを執筆したのはちょうど1年前であり、今回upしたものはそれを基本的に改訂せずそのままあげたものではありますが、この一年間でこれを土台にしながらも、すこしずつ思考を更新しています。またまとまったらお伝えできるかと思います。
まずは、ご覧いただけたら幸いです。