先のブログでもお伝えしましたが、4月は小生はじめ各メンバーともにやたら慌ただしく、定例会議の開催もままならない様態でした。
というわけで、今年度はじめの会議が5月はじめとなってしまいました。
議題としては、
1、江崎研究員が復興支援のために昨年何度となく足を運んだハイチ(斜面地に村落が営まれています)に適応可能な「もうひとつの」復興住宅モデル(すでに木造仮設住宅は建設済み)の方向性について
2、日本型の土嚢シェルターモデルの構法についての検討
3、「大地の家」と「太陽の家」を統合した果てにある「Dの建築」の構築について
などなどです。その他にも、今年度から新たに進めるべきプロジェクトについても討議しました。
今年はやることが多く、これまで蓄積してきたことが新たなカタチとなって動きだしそうです。また展開に応じてご報告いたします。
それでは、また。

追伸、上の写真は会議風景。メンバーカラーを反映した赤と緑のメモ帳が見えます。そして黒い人形。これは実は金沢21世紀美術館展示「Good House」の遺品です。「開かずの土嚢」(プロジェクト工房入り口の半分ドームのこと)の奥で半年以上ストロボを浴びて回り続けていた元フラメンコ人形です。いまはD研究所を彩るオブジェとなっています。