高知は猛烈な雨が降ったり止んだり、すっきりしない日が続いております。
体の調子まで悪くなりそうなのでそろそろ勘弁して頂きたいところであります。
さて、今回からブログを統合して「Dの扉から」でご報告をさせて頂く事になりました。
これまでの高知事務所の記事はこちらから→「Dのひだまり日記」
前回のご報告から随分日があいてしまいましたが、新潟:産泥神社建立日誌第4回目です!
日誌といいつつ、かなりざっくりしたご報告になってしまっていますが。。。
写真をベースに5月末から完成までのご報告をさせて頂きます。
5/20
大地に製図する所長。ドーム上部に使用する圧縮リングの図面を1/1で描く。
徐々に高さを増すドーム。内部足場もそれに応じてバージョンアップ。
5/23
本殿ドームの土嚢部分が完了。屋根仕上げに入る。
野地板を取り付け後、金属シートにて仕上げる。
5/26
幣殿土嚢作業と並行して外部仕上げも開始。北側はあぜ波仕上げ。
夕暮れの産泥神社。
5/29
拝殿、幣殿の土嚢完了。屋根へと移る。今回初となる屋根の小屋組は単管を使用。

小屋組と並行して外部仕上げも進む。南側はロールプランター。
6/6
屋根、外部仕上げ共に順調に進む。
仕上げも進み、完成形が見えてきた。
6/8
たくさんの方々にご協力頂き、全体の9割9分が完成!ここで一旦帰高。
最後の仕上げは6月末に再度新潟入り。
石の間の仕上げ、現地の書家さんに書いて頂いた幟を上げ、完成!!
6/25〜6/27
「産泥神社」「安産祈願」の幟がはためく。奥には柳都大橋の亀裂が見える。

拝殿小屋組(左)と朱色に染まる石の間(右)。

本殿内観。

本殿を経て、都市の亀裂に至る。
ボランティアさん、現地スタッフの皆さんなど、多くの方々にサポート頂き無事完成。
7/14の芸術祭開幕と同時に公開が始まっています。
近くに行かれた際は是非お立ち寄りください!!
追記:10月には現地でトークイベントが計画されています。
こちらも詳細が決まりましたらまたご報告させて頂きます!
来年福井県坂井市三国町で住宅建築予定なのですが、在来木造の四角い家の壁面に土のうを積んで外壁に出来ないかとかんがえているのですが可能だと思いますか?
なるべく自然素材をつかった家にしたいので、断熱・強風対策にいいとおもうのですが・・。
コメントありがとうございます。コメントに気がつかず、とても遅くなってしまいました。在来木造の外壁外側に土嚢を積んでみたいとのこと。積むことは可能ですが、木造に比して土嚢の壁は重すぎますので、地震時に木造部分と土嚢部分の震動がずれて木造を破壊してしまう怖れがあります。また四角い形状の土嚢壁は補強で控え壁をたくさんいれなければならず、あまり合理的だとはいえません。面白いアイデアではあるのですが、上記のような理由でおすすめはできません。また、何かございましたら、ご連絡いただけたらと思います。