2007年01月28日

Dなる風景めざして-ホームページ開設-

 渡辺菊眞です。今日は報告です。D研究所のホームページを開設いたしました。実はこのブログプロフィールのURL欄にも地味にアドレスが記載されてます。

 D研究所ホームページアドレス→ http://www.d-ken.info/
です。是非一度のぞいてみてください。

 そのホームページの「D」というコーナーに、「Dなる風景」という文章を書き記しています。以下のようです。

 奈良の山裾。段々畑にみかん。のどかな風景。でも奇妙な起伏。その裏側にまわるとまん丸な丘。丸い丘の片側には墓石が林立し、もう片側には神社が。その不思議な起伏は古代の墳墓。黄泉の国へと通じる漆黒の闇をたたえた石室が地中に。目を転じて山々。その上方、雲間から斜めに光のカーテンが降りそそぐ。すべてが黄金と化しほどなく陽が落ちる。例えばそんな風景。

 これは僕の郷里の「山の辺」の風景です。起伏に富んだ地形に、ホントのどかな田園風景。タマネギ畑にほっこりしてたら、実はその起伏、前方後方墳だったりするのです。そうかと思えば、そんな古墳を神様がいる山に見立てて傍らに神社を設けたり、古墳の上にさらに墓地を営んだり。日常と非日常の世界が何とも言えずに混在して、それがとてもとても不思議で魅力ある風景となっているのです。

 D研究所は、こんな風景をどうしたら創出可能か、真摯に考え、その方法を開発していきたいと思ってます。

 開設したばかりのホームページ、実は工事中の箇所が多く、できたページでさえどんどん変容していく予定です。ずっと工事中みたいな、、。
何だか奇妙な生き物のような、そんなホームページにしたいと思ってます。

 それがDなる風景へと近付いていくことを願って。

 これからは、このブログにも、江崎研究員、高橋研究員からの研究活動報告が次々と届きはじめます。彼等もともにDなる風景を目指してます。

 研究員ともども、改めてよろしくお願いいたします。

 D環境造形システム研究所 渡辺菊眞

 

posted by 渡辺菊眞 at 00:34| Comment(2) | TrackBack(0) | D | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
いよいよD研究所ご始動、おめでとうございます。発見され編み出されつつある秘技の幾分かが披露されておる様に全くの他人事ながら勿体ないと感じつつも、これからのその成果に「一層」わくわく期待しておる次第です。何故なら、空間のどきどきをブラックボックスをいいことにでっちあげる(いい意味で)に留まらず、「目指すもの」が環境により自己が世界に相対置されるその環境(あってます?)と供置されておられるあたり。とはいえ菊眞さまの空間そのものだけの創造こそが目的化しているであろう志向に強烈に魅力を感じていたのも事実ですが。
ところで吉備津神社について。確かにあの「直廊」は山側の末社の「結界装置」と感じますが、「結界装置」に「線的行動誘導装置」的要素といっていいだろう形式で「直廊」を敢えて採用するあたり、ただの「結界装置」以上のものが仕組まれている期待がしてならないのです。平行する谷川の舗装道から眺めた「直廊」の「結界壁」のごとき様や、けつから本殿へのアプローチという選択肢以上に、本殿から末社を左手に見つつ尻切れて放り出された経験が印象的すぎる次第です。だからどうた、というものをここで提示できないので恐縮ですが、どうでしょうか。右手の炊屋へ向かって「直廊」が枝分かれするあたりに手がかりがあるのではと。ここら辺、もう少し考え巡らしてまた書き込みます。
Posted by 魚谷繁礼 at 2007年02月07日 21:27
魚谷さま
 本格的なコメント(奇妙な言い回しですが)ありがとうございます。吉備津神社ですが、あの回廊はおっしゃるように結界装置以上の意図がしくまれているものとかんぐっています。僕の方もまだそれが何だかは掴みきれてない、というのが正直なところです。おそらく吉備津神社のみ見ているのではわからないところにヒントがありそうです。背後の吉備の中山をもう少し大きな視点で見ると何か掴めるのではないかと思ってます。
 「右手の炊屋へ向かって「直廊」が枝分かれするあたりに手がかりがあるのではと。」も、確かに臭いますね。僕も考えをさらに巡らせます。
 「目指すもの」は目指すだけあって、なかなかに到達できるものでもないですが、今僕が、提示している方法ではなく、でも全く違うものでもない、奇妙な位置にそれが潜んでいる気配を最近は感じます。その尻尾をまずは捕まえたいと思います。
 
 
Posted by 渡辺菊眞 at 2007年02月09日 12:42
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